カラーセラピーの科学的根拠

カラーセラピーと科学

カラーセラピーは色彩が人間の心身に与える影響と効果を用いてセラピーを行う行為です。
カラーセラピーがなぜ効果があるのかについて、様々な科学的な観点からのアプローチがあります。
ここではカラーセラピーの科学的根拠についてご紹介します。

色彩の科学

色彩は科学的には色のついた光であると定義できます。色彩を光学で分類した場合、色ごとに違いがあります。例えば、紫や青は短波長、緑や黄は中波長、橙や赤は長波長に分類されます。
それぞれの波長の光は人間に対して異なる効果や作用があります。そのことが、カラーセラピーが人間の心身に影響を与える根拠の一つだと考えられます。
例えば、街路や駐車場に事故防止や防犯の目的で青系の色の証明が設置されることがあります。
これは、青を始めとする短波長の光が冷静さと思慮深さを促す効果があると考えられているためです。
また、パイロットやスポーツ選手が黄色系のグラスを着用することが多いのは、視野を広くとる効果があることを理由とします。
医療の先進国の一つであるドイツでは、医師が治療のサポートのために色のついたサングラスを処方することも実施されています。
カラーセラピーは、色彩が有するこうした光学的な効果を整理して、セラピーの場面に応用したものといえます。

色彩と心理

色彩が人の心理に与える影響については、主に色彩心理学の分野において研究されています。
色彩についての情報は眼から脳の視床下部に伝達されます。視床下部は人の自律神経や本能を司る部分です。
視床下部が色彩の情報によって刺激を受けることで、人の心理に影響や変化が表れます。
また、人間の体は眼からだけでなく、皮膚からも色彩からの刺激を情報として受け取っています。
皮膚が受け取った色彩についての情報は、自律神経の作用やホルモンの分泌などの体の働きに影響を与えます。

色彩が与える心理的効果

色が人の心理に与える効果としては、例として以下のものがあります。
赤:積極性を得て情熱的になる。覚醒状態や興奮状態を促す。時間の経過を早く感じる。注目を集める。
黄:本能の防衛作用を刺激して、警戒心や危機感を与える。判断力や記憶力を高める。
緑:気持ちを穏やかにし、リラックスさせる。優しさや柔軟性を与える。
青:集中力を高める。時間の経過を遅く感じる。興奮を抑えて落ち着かせる。
紫:想像力を高める。勘を鋭くし、感性を豊かにする。緊張や不安を取り除く。
橙:親しみやすさを感じさせる。食欲を増進させる。陽気な気分を促す。開放感を与える。緊張を緩和する。
白:清潔感を感じさせる。気分を一新し、新鮮味を与える。物を軽く感じさせる。
黒:強さや権威を感じさせる。圧力や威圧感を与える。物を重く感じさせる。
灰:上品さを感じさせる。落ち着いた雰囲気を感じさせる。物事を受け入れやすくなり、忍耐強さを与える。

まとめ

カラーセラピーの科学的根拠についてご紹介しました。科学的な根拠としては、主に色彩光学に基づく根拠と、色彩心理学に基づく根拠があります。
カラーセラピーの効果の科学的な根拠について知識を得ることで、より積極的にカラーセラピーの世界を楽しむことができます。

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