カラーセラピーを服に取り入れる方法、ファッションと色彩

目次

服とは

カラーセラピーは選ぶ色によって自己を読み解き、次に何をすべきかを色によって導いたり力を与えたりと、色によって気付きと癒しを与える色彩療法とも言われます。世の中にはすべてのものに色があるので、色の取り入れ方は様々。その中でも服に色を取り入れるとしたら、どのように取り入れたらいいのでしょうか。

そもそも服とは、どういう意味なのでしょうか。服とひと言で言っても洋服や和服、ファッションも服です。調べてみると服とは、体に着る物すべての物だそうです。カラーセラピーは色彩療法と言われるもので、色を選ぶ事で自分に気付き、色の力で進む勇気をもらったりする事です。服に色を取り入れる場合、カウンセラーにより色の力を借りる事にもなりますし、ここぞという時などの勝負服にもなります。服というのは、色を取り入れるうえで一番簡単かもしれません。色にはそれぞれ意味があるので、自分が今、必要だと思う色を選んでみましょう。

色の意味

  • 赤色

アクティブや前向き、やる気といった進むパワーの意味があります。ただ、極端に赤色を取り入れてしまうと逆効果になる事もあります。イライラしたり怒りやすくなったりします。

  • オレンジ色

オレンジ色は赤色より柔らかい色なので、前向きというような進むパワーよりも、楽しさや社交的といった明るさのパワーがあります。だからといって極端にオレンジを取り入れると、楽しさがエスカレートして快楽主義となったり、楽しさを求めて誰かと遊んだりメールなどで繋がったりしていないと不安になってしまう事もあります。

  • 黄色

黄色は明るいイメージですが、オレンジ色のような楽しさのパワーではなく、自己主張のパワーを持っています。また、知識といった意味も持っているので学ぶというパワーがあります。何かを学びたい時におすすめの色です。黄色は知識や自己主張のパワーを持つので、取り入れ過ぎると自己主張が強くなり、周りとうまくいかなくなり、孤立してしまう事もあります。

  • 緑色

緑色は、ナチュラルな安らぎの意味を持ちます。緑は植物の色でもあり、植物は塊となって存在しており、林や森や草原などのように周りと調和しつつ自己主張も出来るというパワーを持っています。そんな緑色も取り入れ過ぎると、調和の部分が強調されてしまい自己主張の部分が弱くなってしまいます。その結果、周りに合わせるだけになってしまい、自分の意見を言うなど主張出来なくなる事もあります。

  • 青色

青色は鎮静の色で、睡眠不足の時に青色を取り入れると眠りにつきやすくなったりします。また、平和の色でもあります。青色を取り入れ過ぎると、意見を言う、行動を起こすなどのアクションが出来なくなる事もあり、何事も受け身の状態になる事もあります。聞き手にまわってしまうため、周りは自分の事を何も知らない、なんて事にもなってしまいます。

  • 白色

白色はクリアとも言われ、浄化やリセット、光や水などを表します。白色を取り入れる事で現在をリセットし、前方に光を当て再スタートを切るといったパワーを与えてくれます。そんな白色を取り入れ過ぎるとクリア=何もない=無という作用により、何も考えない、考えられないなどに陥ってしまう事もあります。また、白色はクリアであるため周りの影響を受けやすくなります。自分というものをしっかりと持つためには、白色を取り入れ過ぎないようにしましょう。

まとめ

色には、自分をプラスの方向へ進むようパワーをくれる反面、良くないパワーも合わせ持っています。服というのは気軽に色を取り入れやすく、人の眼に触れやすい物です。取り入れ過ぎると色のパワーが強くなり、逆効果になってしまう事もあると理解し、上手に服に色を取り入れましょう。

ファッションにおける色彩は見て楽しい・きれいという効果だけでなく、自分自身のイメージ表現や個性の演出という役割も果たしています。

そしてファッションスタイルが時代の風潮に影響されて変化するように、ファッション界の色彩も時代と共に変化します。ファッションと色彩は絶対に切ることができない関係です。ファッションのセンスを磨いて個性を表現する為には色彩効果をしっかりと学びましょう。

 

  • ファッションの定義

    ファッションと色彩の関係を学ぶその前に、ファッションについてしっかりと理解しましょう。ファッションとは、「衣服・化粧品・アクセサリー」などの服装を意味する言葉です。ファッションは個人が所有するものです。そのため個人の好みや流行の影響を受けやすく、比較的短いサイクルで変化します。ファッションは流行現象流行品のことを言います。その中で流行色はファッションにとって重要な要素であり、商品の売れ行きを左右します。


  • ファッションと流行色

    先ほど登場した「流行色」 みなさんもテレビや雑誌などの広告媒体を通して「今年の冬は○○色が流行ります!!」という情報を耳にしていませんか?

  でも、この流行色ってどこで誰が決めているのでしょうか……?

流行色の提案は実シーズンの約2年前から6月に春と夏、12月に秋と冬に分けてインターカラー(国際流行色委員会)と呼ばれる機関から世界に向けてカラートレンドが発表されます。そして発表された流行色を織り込んだ素材傾向がヨーロッパを中心とした素材屋で提案され、同時に世界の各情報機関からファッション情報が発信されるという仕組みになっています。アパレルメーカー(既製服製造卸売業)はそのファッション情報をもとに色や素材を集めて分析し、企画にかけ、商品化します。その後アパレルメーカーで展示会が行われ、小売店は自社で売りたい商品をそこで選んで発注します。そうしてお店に届いた商品が店頭に並べられて私たち消費者の手に渡るのです。


 

  • ファッションコーディネートとは?

ファッションコーディネートは以下3つの要素によって成り立っています。

  1. マテリアル ・・・素材のカラー、柄、材質、加工
  2. シェイプ  ・・・ウェアのシルエットやデザイン
  3. スタイリング・・・スカートやジャケットなどの組み合わせやヘアーメイク、アクセサリーなどとの全体のコーディネート

これら3要素を総合的に把握しながら、色彩とのバランスでまとめることを意味します。


 

  • ファッションにおけるカラーコーディネイト

ファッションでは色の組み合わせで美しく見せるため、カラーコーディネイトはとても重要です。カラーコーディネイトの基本は以下3つのカラーを考慮することです。

①ベースカラー

全体の支配色にもなるため、全体の基本となる色です。白・黒・ベージュ・紺・ブラウンなどが基本です。例えば上に黒のカットソーを持ってきたら、同じ黒のタイツや靴、もしくはベルトなどのファッション雑貨を組み合わせます。

②アソートカラー

ベースカラーに組み合わせる色のことです。例えば先ほどベースカラーで提案したファッショコーディネイトに黒よりも明度が高いグレーのボトムを組み合わせるとするとこのグレーがアソートカラーです。

③アクセントカラー

アクセントカラーはコーディネート全体のアクセントとなり、演出効果を上げる色です。使用面積は小さいですが、コーディネートに取り入れた色よりも目立つ色対照的な色を使います。先ほどのコーディネートに取り入れるとすると、ピンクのバッグを組み合わせることでピンクがアクセントカラーになります。

 

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