色の心理的効果について

みなさんは下のそれぞれの写真を見て、どう思いますか?

赤のイスは派手な印象や元気な印象を与えませんか?逆に黒のイスは落ち着いた印象や高級な印象を与えませんか?人によってその印象の取り方はさまざまです。このように色というのは心理的作用を持っています。

色の連想は日常生活の経験や習慣・環境に基づいていて、地域・民族・年齢・性別などによって大きく異なります。年齢が低いほど具体的な連想を、年齢が高くなるほど具体的な連想から連なる抽象的な連想が増えると言われています。

 


女性の皆さんは日頃からファッションにおいて「ベージュは膨張色だから苦手」などの意識を持っていらっしゃるかもしれません。まさにその通りで、色は大きさの判断にとても影響しています。

上図のように同じ四角でも赤の方が大きく、青の方が小さく見えます。このように大きく見える色を膨張色、小さく見える色を収縮色と言います。大きさが違って見えるのは、明度と関係しているからです。つまり、明度が高い色は大きく、明度が低い色は小さく見えます。ということは、色相が異なっていても明度が同じであれば大きさは一緒に見えるのです。

  • 進出色と後退色

実際は同じ距離に置かれていても、色によって近くにあるように見えたり、遠くにあるように見えたりします。この色のことを進出色後退色と言います。進出色は近くにあるように見える色後退色は遠くにあるように見える色です。距離が違って見えるのは、色相と関係しているからです。長波長の色(赤、オレンジ、黄色など暖色系の色)は近くに、短波長の色(青などの寒色系の色)は遠くに感じることができます。

  • 暖色と寒色

色によって暖かみや冷たさ=温度を感じさせてくれます。色の温度が違って感じるのは、色相と関係しているからです。赤・オレンジ・黄色などは暖かく感じられる色を暖色、青緑・青などは冷たく感じられる色を寒色、緑・紫などは暖かくも冷たくも感じられない色を中性色と言います。


色は大きさや距離、温度だけではなく何かを具体的に連想させる働きもあります。

例えば、黄色と言われると「 バナナ・レモン・タンポポ・光 」などを連想させます。またはその色のイメージとして「 明るい・派手・目立つ・注意 」などを連想させます。それぞれの色に関する連想を下記にまとめました。

また、色の連想には時代や人種を超えて共通するイメージと、色に関する生活体験や文化・社会の違いによって生まれるイメージがあります。

赤   ・・・太陽、血、口紅、林檎、原始的、野性的、生命、性、生きる、情熱、怒り

橙   ・・・みかん、太陽、夕日、かぼちゃ、現実的、活動的、人間的、家庭的、明快、労働

黄色  ・・・バナナ、レモン、タンポポ、光、好奇心、知性、注意力、向上心、欲求、希望、光明

   ・・・草、木、森、葉、社会性、調整、平和、バランス、協調、新鮮、安全、青春

青   ・・・空、海、湖、理性的、抑制、理解、思慮深さ、悠久、清潔、厳粛、誠実

   ・・・ラベンダー、すみれ、葡萄、非現実的、霊的、神秘、死、高貴、優美、魅惑

 

 

 

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