ファッションと色彩

ファッションにおける色彩は見て楽しい・きれいという効果だけでなく、自分自身のイメージ表現や個性の演出という役割も果たしています。

そしてファッションスタイルが時代の風潮に影響されて変化するように、ファッション界の色彩も時代と共に変化します。ファッションと色彩は絶対に切ることができない関係です。ファッションのセンスを磨いて個性を表現する為には色彩効果をしっかりと学びましょう。

 

  • ファッションの定義

    ファッションと色彩の関係を学ぶその前に、ファッションについてしっかりと理解しましょう。ファッションとは、「衣服・化粧品・アクセサリー」などの服装を意味する言葉です。ファッションは個人が所有するものです。そのため個人の好みや流行の影響を受けやすく、比較的短いサイクルで変化します。ファッションは流行現象流行品のことを言います。その中で流行色はファッションにとって重要な要素であり、商品の売れ行きを左右します。


  • ファッションと流行色

    先ほど登場した「流行色」 みなさんもテレビや雑誌などの広告媒体を通して「今年の冬は○○色が流行ります!!」という情報を耳にしていませんか?

  でも、この流行色ってどこで誰が決めているのでしょうか……?

流行色の提案は実シーズンの約2年前から6月に春と夏、12月に秋と冬に分けてインターカラー(国際流行色委員会)と呼ばれる機関から世界に向けてカラートレンドが発表されます。そして発表された流行色を織り込んだ素材傾向がヨーロッパを中心とした素材屋で提案され、同時に世界の各情報機関からファッション情報が発信されるという仕組みになっています。アパレルメーカー(既製服製造卸売業)はそのファッション情報をもとに色や素材を集めて分析し、企画にかけ、商品化します。その後アパレルメーカーで展示会が行われ、小売店は自社で売りたい商品をそこで選んで発注します。そうしてお店に届いた商品が店頭に並べられて私たち消費者の手に渡るのです。


 

  • ファッションコーディネートとは?

ファッションコーディネートは以下3つの要素によって成り立っています。

  1. マテリアル ・・・素材のカラー、柄、材質、加工
  2. シェイプ  ・・・ウェアのシルエットやデザイン
  3. スタイリング・・・スカートやジャケットなどの組み合わせやヘアーメイク、アクセサリーなどとの全体のコーディネート

これら3要素を総合的に把握しながら、色彩とのバランスでまとめることを意味します。


 

  • ファッションにおけるカラーコーディネイト

ファッションでは色の組み合わせで美しく見せるため、カラーコーディネイトはとても重要です。カラーコーディネイトの基本は以下3つのカラーを考慮することです。

①ベースカラー

全体の支配色にもなるため、全体の基本となる色です。・黒・ベージュブラウンなどが基本です。例えば上に黒のカットソーを持ってきたら、同じ黒のタイツや靴、もしくはベルトなどのファッション雑貨を組み合わせます。

②アソートカラー

ベースカラーに組み合わせる色のことです。例えば先ほどベースカラーで提案したファッショコーディネイトに黒よりも明度が高いグレーのボトムを組み合わせるとするとこのグレーがアソートカラーです。

③アクセントカラー

アクセントカラーはコーディネート全体のアクセントとなり、演出効果を上げる色です。使用面積は小さいですが、コーディネートに取り入れた色よりも目立つ色対照的な色を使います。先ほどのコーディネートに取り入れるとすると、ピンクのバッグを組み合わせることでピンクがアクセントカラーになります。

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