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カラーキューブセラピーとは?
カラーキューブセラピーは、正方形の透明のキューブを使ったカラーセラピーシステムです。合計10色のカラーキューブを使って、様々な診断方法を使ってセッションを行います。特徴は、カラーキューブの中にカラーセラピー界では珍しい「黒色」を使っているということです。
気になるキューブを選ぶ方法だけでなく、積み木あそびをするように自由自在に重ねたりして行なうセッションもあります。そしてそれぞれのセッションの中では、色彩心理学の考えをベースとしながらもクライアントさんが持っている色のイメージを診断結果として当てはめるものもあります。
カラーキューブセラピーのはじまり
カラーキューブセラピーは、立川智子さんによって開発されたカラーセラピーシステムです。彼女は、小さい頃より底抜けに明るい性格ということもあって周辺には人が集まってくる人気者。小学4年生の頃からずっと、友人の相談や悩み毎を聞いて自分なりの解決策を一生懸命考えて話し合うということをよくされていたようです。
そして、社会人になりその中で色々な辛いことや大変なことを経験されてきました。その体験とこれまでの人の相談にのることを続けてきた経験をつかって、自分はもっと人の役に立てることができるのではないかと思い、色彩心理学やからセラピーについて勉強をしながら独自のカラーセラピーシステムを開発されました。
2007年10月1日には正式に「日本カラーキューブセラピー協会」を設立され、現在立川さんは会長として、協会では全国各地でカラーキューブセラピーの普及や教育活動などが実施されています。
カラーキューブセラピーの診断方法
カラーキューブセラピーには色々なセッションが用意されています。その中から一つの診断方法をご紹介します。
「好きな組み合わせ」と「嫌いな組み合わせ」を選ぶセッション
手順1|10色のカラーキューブから好きな2色と嫌いな2色を選び取る
まずはじめに、目の前に並べられた10色のキューブの中から自分が好きだと思うキューブを2色、嫌いだなと思うキューブを2色選びとります。
手順2|選んだ色とそれぞれの配色に関する自分のイメージを伝える
次に、自分が選びとったそれぞれの色のイメージをセラピストに伝えます。
自分が選んだ各色(四色分)のそれぞれの色に対して自分が持っているイメージと好きな色の2色と嫌いな色の2色をそれぞれ並べてみた時に、その配色についてどう感じるかということをみていきます。
手順3|セラピストによる診断
手順2で感じたイメージを元に、セラピストがクライアントの心理状況について診断を行います。
具体的には、
- 好きな色の組み合わせは、「自分が今再優先させたいもの」
- 嫌いな色の組み合わせは、「自分が後回しにしているもの」
を表しています。
カラーキューブセラピーで自分の気持ちを整理しよう!
この診断を行なうことで今の自分が何を求めているのか、どのようなことを感じて考えているのかということを気付かされます。そのため、今の自分の気持ちを整理するために役立ちます。また、悩み事があったり問題を抱えている時に受けることで、根本的に何が問題だったのかということに気付かされることもあります。
カラーキューブセラピーは、今回ご紹介した以外にも、ピラミッドの形に積み上げる方法など色々あります。どの方法も、他のカラーセラピーとは違ったおもしろさがありますので、ご興味のある方は是非一度体験されてみてはいかがでしょうか。