色の力で悩み解決|老後を快適に安全に過ごしたい

歳を重なれば、誰しも体の自由が思うようにきかなくなって、若いころと同じような環境で過ごすのが難しかったり危険を感じることも多くなります。こちらでは、そんな高齢者の方でも安心して安全で快適に過ごせるための、色の効果を利用方法をご紹介しますので、是非普段の生活に役立ててみてください。

歳をとると色の見え方も変わってくる

まずはじめに知っておいていただきたいのは、歳をとることで老眼などものの見え方が変わってくるだけでなく、色の見え方も変わってくるということです。なぜ色の見え方が変わってくるのかというと、目の中のレンズの役割をしている水晶体と呼ばれる部分が白から黄色へと濁ってくるからです。病名でいうと白内障で、これは動物であれば誰にでも起こりうる自然な現象です。

この水晶体が濁ってくることで、ものがかすんで見えるようになったり、少しの光でもまぶしいと感じやすくなったり、色が黄みがかってみえてしまうという症状が出てきます。水晶体をキレイにする手術(白内障の手術)を行なうことで水晶体の濁りを取ってキレイに見えるようにすることも可能ですが、手術したくない方やできない方もおられるのでその場合は、色の使い方に配慮が必要になってきます。

ブルーやグリーン、暗めの色は避けよう

特に注意しないといけないのは、加齢とともにブルーやグリーンなど、暗めの色はより位色に見えるので、使用を控えたほうがいいということです。特に高齢者にとって注意が必要な段差があるところや、出っ張っているところなどに暗い色を使うと、そこの部分が目立たず他のものとの境界線がわかりにくくなってしまうので、足を踏み外しやすかったり、つまづきやすかったり、ぶつかりやすくなってしまってケガをする危険性があります。最悪の場合、階段だったら転落の可能性もありますので注意が必要です。

階段など危険が多い場所には明度差をつけよう

段差がある場所など、高齢者にとって危険だと感じる場所には、目印として使用する色は明度差がある色を使うと安心です。明度とは、色の明るさのこと。例えば、階段など段差のある場所では、階段の手前の部分(段鼻)は踏み面よりもも明るい色を使いコントラストをつけることで段差を明確に見分けることができます。反射板などもい取り入れることでより安全に使うことができます。

部屋は暖色系の色で明るい空間に

高齢者は暗い色が見分けにくいということから、お部屋の壁や床、家具などは暖色系の明るい色目のものにするというのも、快適に安全に過ごせる一つの空間づくりの方法です。特によく目にする壁や天井の色は注意が必要です。真っ白は光が反射しすぎてまぶしいと感じやすいので、ベージュなど目に優しい暖色系の色を取り入れることをおすすめします。

逆に寒色系の色は寒々しい雰囲気になるだけでなく、部屋の雰囲気が暗くなりやすいのでなるべくブルーやグリーンなどの寒色系の色を使うのは避けたほうがよいでしょう。

照明の照らし方も工夫しよう

色に気をつかう以外にも、照明の照らし方を変えるだけでも快適さが変わってきます。ポイントは、手元を照らすようにするということです。お食事をするときや、本を読む時など、近くのものに集中して作業を行なう場合には、お部屋全体を明るくするのではなく、手元だけを照らす照明を使用することで、ものが見えやすくなります。

さいごに

いかがでしたか。加齢とともに変わってくる色彩感覚。歳を重ねることで色々と問題が出てきて悲観的になりがちですが、色の使い方や照明の照らし方によって快適に安全に過ごせるということを知れば、もっと前向きな気持ちで日々を送れるのではないでしょうか。是非、これを機にあなたが少しでも快適に安全に老後を楽しめるように、色の持つ効果を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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