近年話題になっている塗り絵にみるカラーセラピー効果

塗り絵にも癒しの効果がある

このところ大人の塗り絵が話題になっています。アートセラピーの一つとして知られ、ストレスの多い現代社会の悩める人に、癒しを与えるとされています。好きな時間やほんの僅かな時間に塗れ、塗り方や塗る色に決まりがないので自由に塗れます。自分なりにどのように塗るかや、どの色を選ぶかを考えることは、右脳と左脳の両方を働かさなければなりません。これがリラックス作用をもたらしストレスを緩和させるとされます。色を塗ることに意識を集中すると瞑想に近い状態になるので、様々な感情を冷静に見つめることができます。塗り絵にもカラーセラピー効果があるわけです。また塗り終えた絵は、飾ることもでき、成果を鑑賞することもできます。それでは、この塗り絵にみるカラーセラピー効果について説明していきます。

塗り絵の起源と歴史

塗り絵というものが世の中に現れたのは明治期で、学校教育の中で絵手本に色を塗ることが行われ、大正期になると塗り絵帳が出始めます。明治期の図画教育で色を塗るには、主に色鉛筆が使われていましたが、色鉛筆の質が悪く、芯が頻繁に折れたようです。このためクレヨンが使われ始め、大正10年に国産のクレヨンが出たのをきっかけに普及しました。この頃の図画出版に、「クレヨンスケッチ画手本」「自由画クレイヨン習画帖」「参考図画帖」があり、これらが塗り絵帳的なものになります。カラフルなクレヨンが塗り絵に大きな影響を与えたようです。

塗り絵カラーセラピーの診断方法

まず、受診者の年齢や精神状態に応じて、診断判定者が塗り絵の種類と画材を選びます。子供か、主婦か、高齢者か、はたまた子育て中の人なのかなどに分けて、塗り絵と画材を選ぶわけです。次に受診者に自由に楽しく塗り絵をしてもらいます。2枚目、3枚目と同様な楽しく塗り絵を繰り返していきます。この3枚の塗り絵を見て、使った色や塗り絵のタッチなどから心理状態を読み解きます。受診者とのコミュニケーションも読み解きには、大事な要素となります。最後に、診断判定者が受診者に質問をして、受信者の悩みやストレスに対する気づきを与えるとされます。

塗り絵のセラピー効果

この大人の塗り絵は、細部まで丁寧に塗らなければならず、5分や10分といった短時間で仕上がるものでありません。しかし、既にデッサンされている枠内に塗っていくので、長い時間取り組んでも苦にはならないはずです。知らず知らずのうちに夢中になってしまいます。僅かな時間を見つけては、塗り絵がしたいという欲求に駆られるようになります。ここにストレス解消効果があるわけです。精神が安定し脳が活性化されます。脳に障害がある人や認知症予防にも役立つとされます。ストレスの解消には、休息・レクリエーション・リラックスの3つが大切となりますが、それら全てが塗り絵にあります。また塗り絵が完成した達成感と喜びにもセラピー効果があります。

まとめ・手軽にセラピー効果が得られる

塗り絵は、ほんの僅かな時間を利用して行うことができ、リラックス作用があり、ストレスが解消できることがわかります。子供から高齢者まで幅広い年齢層に対応でき、教育現場から福祉施設まで活用の場が広いのも特徴的です。色を塗ることで意識が集中でき、瞑想に近い状態になれます。精神的に安定し、自分の感情を冷静に分析することも可能とされます。塗り絵によるカラーセラピーは、3枚の塗り絵から判定します。使った色や絵のタッチで、いろいろ読み取りますが、受診者とのコミュニケーションも大切な要素になります。ストレス解消には、休息、レクリエーション、リラックスが必要とされますが、これら全てを満たすのが塗り絵となります。この塗り絵を活用して、手軽にリフレッシュしたいものです。

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