好む色の違いはダメージの違い
精神的なダメージを受けていると、人は誰でも癒しを求めます。しかし、ダメージの原因や内容が違えば、その対処の方法もいろいろと違ってきます。カラーセラピーでは、その人が好む色で、どんなダメージを受けているかがわかり、好む色で癒しを与えることができます。これは一般的にヒーリングカラーと呼ばれるものです。ヒーリングカラーを活用すればストレスなどは解消できます。それでは、好みの色からヒーリングカラーを診断していきます。
赤を好む場合
赤を好む人は、何らかの不満や不快感を抱えていることになります。周囲から孤立していることも考えられます。理想や夢よりも現実を重視する傾向にあり、目の前のトラブルや問題に真っ向から立ち向かおうとします。様々な要素を悲観的に見てしまいがちです。一方で赤を欲していることは、実行力に優れ、性格が明るいことにもなります。身体的にも活動的と言えます。この部分を伸ばすためにも、ヒーリングカラーとして赤が活用できます。
ピンクを好む場合
ピンクを好む人は、疎外感を感じていたり、愛されていないことになります。誰かに守ってもらいたい気持ちがあり、人から認めてもらいたい気持ちが強いことになります。いろいろなものに興味があり、優先順位を上手くつけられない傾向にあります。一方でピンクを欲していることは、優しさにあふれ、人を愛したい面が強いことにもなります。女性的な魅力にもあふれています。この部分を伸ばすためにも、ヒーリングカラーとしてピンクが活用できます。
黄色を好む場合
黄色を好む人は、人からバカにされていたり、批判されて不安感を抱いていることになります。自分をコントロール出来ている間は、自信や決意に揺らぎはないのですが、ひとたび崩れると繊細な面が露呈してしまいます。自己中心的で虚言癖な面もあるようです。一方で、黄色を欲していることは、知的で知識の吸収力に優れ、探求心に富んでいることにもなります。閃きにも長けています。この部分を伸ばすためにも、ヒーリングカラーとして黄色が活用できます。
緑を好む場合
緑を好む人は、感情的なしこりがあり、対人関係のバランスが崩れていることになります。何事にも優柔不断で、ハッキリとした態度が取れない傾向にあります。心身の穏やかさが欠けていることも考えられます。自己主張をしない分、不平や不満が溜まりやすいようです。一方で、緑を欲していることは、協調性があり、人との調和を大切にしていることにもなります。物事は堅実に進めます。この部分を伸ばすためにも、ヒーリングカラーとして緑が活用できます。
青を好む場合
青をこの人は、絶望感と孤独感を感じ、自分の殻に閉じこもっていることになります。物事に対する落ち込みの激しさがあります。いくら努力しても実りのない恋愛をしていることも考えられます。大きな信念などに身を委ねる傾向にあります。一方で、青を欲していることは、感性に優れ、探求心が旺盛なことにもなります。信頼できる相手には従順とも言えます。この部分を伸ばすためにも、ヒーリングカラーとして青が活用できます。
まとめ・両面性があるヒーリングカラー
一つの色を好むことの意味には、両面性があることがわかります。その色を好むことで、精神的にどのようなダメージを受けているかがわかり、その人のダメージの原因となる性質を知ることができます。一方で、良い面やポジティブな性向を知ることができ、そこから、より良い方向へ導くことが可能になります。癒されることでダメージは解消されます。カラーセラピーで導き出されたヒーリングカラーを把握して上手に活用したいものです。