カラーセラピーは選んだ色によって、そのときの心理状態を見ていくという深層心理を覗く方法のひとつです。
その選ぶ色には様々な種類があるにもかかわらず、あえてクリアを選ぶ人も一定数いるのです。
そこで今回はカラーセラピーでのクリアが表す意味、そして心理状態を説明した上でのアドバイスをしていきます。
カラーセラピーにおけるクリアの意味は何?
カラーセラピーでのクリアとは、ズバリ「白」ということです。
カラーセラピーでこのクリアを選んだ人は、心の奥の方で今の自分をリセットして新たな気持ちで再出発したいという考えが潜んでいるのではないでしょうか。
クリアは白という色を表しますがカラーセラピーではもうひとつ、水と同じく透明で汚れがないという意味を持ちます。
透明な中で先を見通しながら、新たな世界に飛び込みたいという前向きな気持ちが込められているのです。
三代原色を全て混ぜると白になるように白は何色にも染まっていないと考えられがちですが、実は様々な色が混ざっているという違った見方もできます。
カラーセラピーであまりに強くクリアに惹かれてしまっている場合、もしかしたら「自分には何も良いところがない、特徴がない」とネガティヴなイメージを持ってしまっている可能性もあります。
極端な考え方になりやすく、完璧主義を徹底してしまうなど偏った思考になる傾向も強いのです。
すでに完成系の「白」だと思わずに、あくまで成長途中でこれから完成に向けて様々なものか描かれるキャンバスのようにイメージするとわかりやすいと思います。
カラーセラピーでクリアに惹かれる人へのアドバイス
カラーセラピーにおけるクリアの持つポジティブなイメージと、ネガティヴなイメージがわかったところで、より日常の生活を豊かにするためのアドバイスをしていきたいと思います。
まずは、白の持つデトックスをして新たな風を吹き込むといった考え方はとても素晴らしいことです。
しかし、白にこだわりすぎることによって現実に何もできていない自分に情けなさを感じるという危険性もはらんでいます。
そのためクリアは何色にも染まることができますから、自分はどんなことにもチャレンジすることができる!と前向きに考えること。
そして逆に様々な色が混ざっているから、いろんな色の良いところを活かしていくという考え方をしていくことが大切なのです。
カラーセラピーとしての考え方としては完全を目指すのではなく、まずは自分をリセットさせて自分らしいカラーに少しずつ染めていくということを最優先に考えていきましょう。
クリアを選んだあなたは、言うなれば本来の自分らしさを取り戻すためにこのカラーを選んだと自信を持って自らと向き合っていくのが良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
カラーセラピーでクリアを選んだ人に向けて、その色が持つ意味と生活の上や考え方のアドバイスをしてきました。
カラーセラピーにおけるクリアは白ということでポジティブな意味に取ると、今までの自分をリセットして新たな扉を開くということです。
しかしネガティヴな意味にとると、虚無感や完璧主義にこだわってしまう偏った傾向になってしまう可能性があります。
白はこれから何色にも染まれますし三代原色も全て混ざった色ということで、二面性がある色でもあります。
カラーセラピーのアドバイスのまとめとしては、前向きに生活していくためにクリアをキャンバスに見立てていきます。
そして、自分らしい絵をゆっくり完成させていくことが大切なのです。